自販連の調べによると、日産ノートの上半期は、1月が14,113台で1位、2月が14,859台で2位、3月も24,383台で1位、4月はC-HR、プリウスに次いで3位の9,263台、5月は9,992台で3位、6月は11,601台で4位。
新車効果が徐々に薄れてくる中で6月は4位に落ちたとはいえ、1万台前後の販売台数を維持しており、コンパクトカーの新たな定番になりつつあります。なお、2017年上半期の登録車ランキングでは、1位のプリウス(91,246台)に次いで2位。
このまま日産ノートがコンパクトカー首位の座を維持できるでしょうか? まず注目は、直近の6月でノートは11,601台で、11,743台のヴィッツに僅差で及びませんでした。
ヴィッツは今年1月のマイナーチェンジで追加されたハイブリッドなどを武器に、巻き返しを図りつつあります。アクアもマイナーチェンジを受けていますから台数を積み上げてきそう。
さらに、ホンダもフィットをマイナーチェンジさせていますから巻き返しを図ってくるはず。アクアとフィットには、流行のSUVを思わせるクロスオーバー風モデルも設定しているのもアクセントになりそう。
2017年通期のコンパクトカー・ナンバー1の座はノートが死守するか、それともアクアかフィットか、あるいはヴィッツか。2017年の新車市場はコンパクトカーの競争も注目点になります。
(塚田勝弘)
【関連記事】
ホンダ・フィットがマイナーチェンジ! 装備と技術面の見所は?
https://clicccar.com/2017/06/29/487305/
トヨタ・アクアに「クロスオーバー」を設定。JC08モード燃費も38.0km/Lに進化
https://clicccar.com/2017/06/20/484210/
ヴィッツに活かされた「TNGA」の技術と、WRCからのフィードバックとは?
https://clicccar.com/2017/02/11/444401/
ヴィッツ・ハイブリッドはアクアとどう違う? フィットHV、ノートe-POWERとの燃費の差は?
https://clicccar.com/2017/02/12/444381/