フルモデルチェンジが迫った日産リーフ、中古車購入でベストタイミングは?【中古車選び】

リーフの中古車は中古車情報サイトのデータによると7月7日時点で全国に約1000台流通していて、平均相場は131万円となっています。価格帯は33万〜342万円で、車両本体価格と諸費用を含めた乗り出し価格でも50万円でリーフを手に入れることができます。

約1年前、2016年8月時点のリーフ平均価格は168万円でしたので、1年間で平均価格は約37万円。1カ月平均3万円強の値落ちと言えます。1年間で37万円も値落ち!というと非常に大きく感じるかもしれません。

同じピュアEVの三菱アイ・ミーブは2016年8月の平均相場が94万円で、最新が73万円で約21万円の値落ち。そして先代のトヨタプリウスPHVは186万円から147万円と約39万円の値落ち幅を記録していることを踏まえて見てみるととやや大きめの値落ちと言えるのではないでしょうか。

中古車相場というのはその車種の人気、すなわち購入するユーザーのニーズが大きく影響します。最近では新車時価格が高くても大排気量で税金の高いグレードは嫌われ、同じ車種の小排気量グレードと中古車価格で逆転するという例は多いです。

ピュアEVのリーフやプリウスPHVは中古車となったとき購入するユーザーのニーズがまだ不透明ということもあり、下取り価格が安く抑えられる傾向があります。逆に言えば、良いモノでも安く手に入れることができるとも言えます。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
続きを見る
閉じる