リーフの中古車の狙い目はパワーユニットが変更された1度目のマイナーチェンジが行われた2013年式以降。そして車検サイクルや流通台数を考えると2015年式がオススメです。その理由として2015年式は250台と流通台数が多く、現在購入してもあと1年は車検が来ないからです。
リーフはピュアEVなので、どうしても駆動用バッテリーの性能によって航続走行距離が左右されます。個人のブログなどでもバッテリーの劣化に関する記事も目にしますし、皆さんも使用している携帯電話やスマートフォンでも使用していくうちにバッテリーは徐々に劣化していくのでご存じのことでしょう。
リーフの場合、急速充電器を頻繁に利用するとバッテリーの劣化が進むと言われています。中古車の場合、前オーナーがどのように使用されていたかはわかりません。したがってバッテリーの容量が気になるという人は実車を確認する際に、販売店に「フル充電してください」とひと言伝えておくと、バッテリーの状況は確認できます。
加えて日産のディーラー系販売店であれば、ピュアEVである日産リーフ独自の保証制度があり、有償となるものの、新車登録から最大9年もしくは10万kmのどちらか早い方までバッテリーを保証してくれます。
このバッテリー保証は容量計が7セグメント以下となったバッテリーおよびEVのパワートレインに相当する部品を保証するというものです。しかも今なら、リーフの中古車にドライブレコーダーとバッテリー延長保証が2年間無料というドラレコパックが登場。中古車購入時にプラス1万5000円で加入できます。これならバッテリーの不安が解消できて、リーフの中古車購入の敷居が低くなるでしょう。
(萩原文博)