フィアット500Xが安全面など装備を充実化させる一部改良を実施

今回、エントリーモデルの「Pop Star」に、いままで設定がなかったバイキセノンヘッドランプやクラッシュミティゲーション(衝突被害軽減ブレーキ)付の前面衝突警報、レーンデパーチャーウォーニング(車線逸脱警報)を新たに標準装備することにより、上級グレードに迫る安全性能が追加されました。

さらに、外装には新デザインとなる17インチアロイホイールを採用し、内装はセンターコンソールの意匠が刷新されたほか、「ブラック/ダークグレー」のみだったシートカラーに新たに「アイボリー/ダークグレー」を設定するなど、クオリティアップも図られています。

「Pop Star Plus」と「Cross Plus」には、標準装備済みだった衝突被害軽減ブレーキなどの安全装備に加えて、標準設定モデルでは初となる「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」が採用されています。

レーダーセンサーにより前方車両を認識し、一定の車間距離を保ちながら自動で速度を調整するACCの標準化により、長距離移動においてドライバーの負荷や疲労を軽減。より安全で快適なドライブを実現しています。さらに、シートカラーも従来の「ブラウン/ダークグレー」の色調が変更されたほか、新たに「ブラック/ダークグレー」内装が設定されています。

ボディカラーには新色の「ベージュ カプチーノ」を用意。「Pop Star Plus」には、三層パール仕上げパールペイントのイエローも新設定(オプション)されています。

エンジンは、「Pop Star」「Pop Star Plus」が140ps/230Nmの1.4Lの直列4気筒ガソリンターボ(6速DCT)を搭載、「Cross Plus」は同じ1.4Lの直列4気筒ガソリンターボ(9AT)ながら出力が170ps/250Nmに引き上げられています。

価格はPop Starが2,883,600円、「Pop Star Plus」が3,121,200円、「Cross Plus」が3,391,200円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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