メルセデスAMGが誇る「メルセデスAMG GT」が6月27日、2300万円で発売されました。外観は、かつてのレーシングカー「300SL」を彷彿とさせる「AMG パナメリカーナグリル」や強力なダウンフォースをもたらす「アジャスタブルリアウイングスポイラー」をはじめとする数々の専用装備を用意。
この新型「AMG パナメリカーナグリル」はモータースポーツ由来のもので、量産車としては初採用になります。
クロームメッキが施された15本の垂直フィンは「メルセデス AMG GT3 レーシングカー」を想起させるだけでなく、1952 年メキシコで開催された伝説の公道レース、カレラ・パナメリカーナ・メヒコで優勝した「メルセデス・ベンツ 300SL」で初めて採用されたもので、伝統を受け継ぐグリルでもあります。
見た目だけでなく、低く構えたフロントセクションと前傾したフロントグリルによって、シャークノーズ(サメの鼻先)のような独特な形状が生まれるとともに、ボディが路面に張り付くような視覚効果ももたらすそうです。さらに、冷却気流と空力性能を強化する効果も考慮。