メルセデスAMG GT、ブランド史上最強のモデル「73」を設定へ

■19年ぶり登場のGT73は4.0リットルV8エンジンのハイブリッド搭載で805ps

メルセデスAMGは、「GT 4ドアクーペ」をプレビューする「GTコンセプト」を2018年に発表していますが、その市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

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メルセデス AMG GT73 市販型プロトタイプ

GTコンセプトは、フロントに4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジン、リアに電気モーターを搭載するハイブリッドモデルで、システム合計で805hpを発揮、0-100km/h加速3秒以内とAMG量販モデルとして最強ののハイパフォーマンスを誇ります。

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メルセデス AMG GT73 市販型プロトタイプ

捉えたプロトタイプは、パナメリカーナグリルを装備、鍵型のLEDデイタイムランニングライト、大型のコーナーエアインテーク、「GT63 S」と酷似したフロントエンドをもっています。またリアエンドでは、可動式リアウィング、大径のクワッドエキゾーストパイプ、アグレッシブなディフューザーが見て取れます。

市販型の車名には「GT73」が最有力となっています。AMGでは、1998年から2001年まで2ドアクーペ「SL」に「SL73 AMG」が設定されていました。パガーニ「ゾンダ」同様の7.3リットルV型12気筒エンジンを搭載していましたが、「73」の車名が19年ぶりに復活することになります。

ただし、GT73市販型に搭載されるパワートレインはV型12気筒ではなく、コンセプト同様に4.0リットルV型8気筒+電気モーターのハイブリッドモデルで、最高出力は800ps以上・最大トルクは900Nm以上と予想されています。

GT 73のワールドプレミアは、2020年内が有力です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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