トヨタ出資の「空飛ぶクルマ」に世界のメディアが注目!

愛知県豊田市でトヨタ自動車(以下トヨタ)社内の有志団体であるトヨタ技術会と豊田市が共同で毎年秋に開催している恒例イベント「わくわくワールド」。

当初は社員や家族を対象にした「アイデアコンテスト」でしたが、その後、回を重ねる毎に規模を拡大し、現在では豊田市が主催する「とよたものづくりフェスタ」と合体したビッグイベントとなっています。

社内各部署の有志が本来の業務をこなす傍らで懸命に製作した個性溢れる作品が次々に登場し、完成度を競う様子は圧巻で、地元の人気イベントに成長しています。

コンテストの審査員にはクリッカーでもお馴染みの吉田由美さんが2015年から参画。

そうしたなか、同年のイベント会場に興味深い出展物が展示されていました。それは「空飛ぶクルマ」の開発を手掛ける「SkyDrive」プロジェクト。

トヨタを中心に、自動車会社に勤める若手の有志活動からスタートした30人規模のプロジェクトで、代表を務める一般社団法人「Cartivator」(カーティベーター)の中村翼氏が2020年に向け、「空飛ぶクルマ」の実現を目指しています。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる