キャデラック・エスカレードがマイナーチェンジで8ATに進化。8人乗りも設定

6月13日、4代目となる現行エスカレードがマイナーチェンジを受けました。走りでは、豪快な加速をもたらす6.2LのV8 OHVに組み合わされるトランスミッションを6速ATから8速ATに進化させたのがポイント。

最高出力313kW(426ps)、最大トルク623Nm(63.5kg-m)を誇る圧倒的パワーに、加速性能、燃費性能を両立させたとしています。さらに、オフロードでの走破性、牽引性能を向上させるLowレンジを定評のあるセレクタブル4WDに追加し、重量物を牽引する際に威力を発揮します。

また、「プレミアム」の2列目にベンチシートを採用して、3列8人乗りシートを標準装備。さらに、オートマチックパーキングアシスト(縦列/並列対応)、従来のミラーより3倍の視野を確保するリヤカメラミラーにより死角が大きくなりがちなフルサイズSUVでも良好な後方視界を確保するほか、汚れなどによる視界不良を軽減するカメラウォッシャー機能も搭載。

ほかにも、後席向けのエンタメ機能も強化。従来のRCAジャックを廃止し、HDMI USBポートを追加することで、現在のデジタルデバイスとの親和性が向上されています。また、赤外線式ワイヤレスヘッドフォンから4チャンネルデジタル式のヘッドフォンに変更することで音質の強化も図られています。

外観では、「プレミアム」にスタイリッシュな22インチ12スポークアルミホイールが新たに採用されています。

価格は「キャデラック エスカレード プレミアム」が12,600,000円、「キャデラック エスカレード プラチナム」が13,600,000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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