トヨタ新型「ヴィッツ」画像ギャラリー2―リッター25.0kmを楽しむアイテム

2014年4月21日にマイナーチェンジしたトヨタ・ヴィッツ。注目は、ハイブリッド用エンジンのノウハウも投入したという新開発1.3リッターエンジン「1NR-FKE」で、世界トップレベルとなる最大熱効率38%を達成、アイドリングストップ機能を標準装備して、JC08モード燃費を25.0km/Lと従来モデルに対して、およそ14%ほど性能を向上させています。これにより「平成27年度燃費基準+20%」を達成。「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」もクリアしていることで、「エコカー減税」の免税(100%減税)の対象となっています。まさにハイブリッド同等の環境性能というわけです。

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カタログ燃費だけでなく、実際の走行においても燃費を意識しやすい機能が新しいヴィッツには備わっています。それが「エコドライブインジケーター」も備えたTFTマルチインフォメーションディスプレイ(1.3リッター・2WD・スマートストップパッケージに標準装備)です。

この画面では、ファン・トゥ・エコドライブに工夫された、いくつものコンテンツが楽しめます。

走行シーンに合わせてエコ運転レベルを5段階表示、さらに走行後には総合評価を100点満点で採点する『エコジャッジ』

ガソリン単価を入力することで走行距離に応じたガソリン価格を表示、また過去の履歴とも比較できる『エコウォレット』

毎月の平均燃費を一覧できる『燃費履歴』

自己の燃費ベスト記録トップ3を表示する『燃費ランキング』

そして、1分ごと、5分ごとの燃費履歴と瞬間燃費を表示することでエコドライブの目安となることでしょう。 

また、安全装備では、プリクラッシュセーフティシステムこそ未採用ですが、VSC(横滑り防止装置)とTRC(トラクションコントロール)といったアクティブセーフティ機能を備えます。また前席SRSエアバッグは標準装備、サイドエアバッグ&カーテンシールドエアバッグは43,200円のオプションとして設定されています。

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(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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