定番的人気を誇るトヨタ・ハリアーに2.0L直噴ターボ仕様が追加。「Toyota Safety Sense P」も搭載

6月8日から発売を開始した2.0L直噴ターボエンジンは、レクサスNXなどでもお馴染みの「8AR-FTS」型。組み合わさるトランスミッションは、ATの「6 Super ECT」で、マニュアル感覚のシフト操作が可能なシーケンシャルシフトマチック付です。

ツインスクロールターボチャージャーと可変角を拡大した「Dual VVT-i(吸気側VVT-iW)」を組み合わせ、燃費向上に寄与する直噴技術の「D-4ST」を採用。エンジンスペックは231ps/5200-5600rpm、350Nm/1650-4000rpm、JC08モード燃費は13.0km/L。

外観はハリアーならではの存在感がさらに強調され、内装ではアルミヘアライン加飾が施されたシフトパネルやプレミアムナッパ本革を採用。定評のある内装は「本物感」から「本物」を追求したインテリアを実現したとしています。

さらに、やや物足りなかった安全装備もより充実化されています。衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」をはじめとした装備の強化も見逃せません。

今回の直噴ターボエンジンの追加により、ガソリン仕様は2.0L NA+CVTの2タイプ。そして、2.5L+モーターのハイブリッド「THSⅡ(電気式4WD)」という計3タイプのパワートレーンが揃ったことになります。

ハリアーの価格帯は2,949,480円〜4,953,960円。なお、2.0L直噴ターボは3,380,400円〜となっています。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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