中古で手に入れたい『憧れのオープンカー』厳選5台!【2017年版】

■ミニ・コンバーチブル

ここまでは2人乗りオープンカーでしたが、ここからは4人乗りオープンカーを紹介しましょう。ミニ・コンバーチブルは2016年にフルモデルチェンジを行い、現行型となる3代目が登場。中古車の中心となるのは、2009年に登場した先代モデルです。

ミニ人気を反映して、中古車は約70台とかなり少なめ。しかも流通台数は減少傾向となっています。直近3カ月の平均価格は195万円から191万円とわずかに値落ちしているものの、上げ下げが激しくなっています。

2代目ミニ・コンバーチブルの中古車の価格帯は86万〜350万円とかなり幅広くなっており、100万円以下は4台、200万円以下だと34台の物件が圏内となります。パワフルなクーパーSは魅力ですが、価格面と流通台数からクーパーが狙い目と言えます。

■フォルクスワーゲン・ニュービートルカブリオレ

国産と輸入車を合わせた4人乗りオープンカーのなかで、最もお手軽に購入できるのがこのフォルクスワーゲン・ニュービートルカブリオレです。

2003年に登場したニュービートルカブリオレは、13秒で開閉できる電動のソフトトップを採用しています。カブリオレにするにあたり、ボディ剛性の強化や横転じにロールバーが立ち上がる機能などを追加し安全性を確保しています。

現在、ニュービートルカブリオレの中古車は約100台流通していて、価格帯は20万〜162万円となっています。直近3カ月の平均相場の推移を見ても、72万円と横這いで推移しています。ヴィンテージをはじめとした本革シートを装着車が狙い目です。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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