■スバル・XV
国産コンパクトSUVの中で最もフレッシュなモデルが、2017年5月より販売開始されたスバル・XVです。全高1550mm以下に抑えることで、都市部に多い立体駐車場の利用が可能なのが特徴です。
搭載されるエンジンは従来の2Lに加えて1.6Lが追加されました。さらに2Lエンジンは直噴化することで、JC08モード燃費は15.8〜16.4km/Lと、排気量による差がほとんどなくなっています。駆動方式は全車4WDで、ミッションはCVTが組み合わされます。
悪路走破性を向上させるため、X-モードという機能が追加されたXVの車両本体価格は213万8400円〜267万8400円です。
■三菱・RVR
三菱は他社に先駆けて、コンパクトSUV市場に注目していた自動車メーカーで、2010年にRVRを投入しています。ロングセラーモデルとなっている現行型三菱・RVRですが、2017年2月にマイナーチェンジを行いました。
RVRのフロントマスクは、ダイナミックシールドというコンセプトに基づき、バンパーの左右コーナー部とアンダーガードの3方から絶妙なプロテクト形状として、スポーティなフロントマスクとなりました。搭載するエンジンは1.8L直列4気筒で、ミッションは6速スポーツモードが付いたCVTが組み合わされます。
駆動方式はFFとボタン一つで駆動方式が切り替わる電子制御の4WDを採用。JC08モード燃費は14.4〜15.4km/Lを実現しています。RVRの車両本体価格は205万8480〜248万7240円となっています。
(萩原文博)