アウディA5、スポーツバックとクーペはそれぞれ高級感を増して登場した!【Audi A5試乗】

アウディのDセグメントモデルであるA5シリーズには、2ドアのクーペ、5ドアのスポーツバック、オープンのカブリオレが用意されています。今回の取材ではクーペとスポーツバックが用意されました。

クーペは9年ぶり、スポーツバックは7年ぶり、カブリオレは8年ぶりのフルモデルチェンジを受けて、2代目に移行しました。またすべてのボディタイプに、スポーティグレードにあたるS5も用意されています。

日本に輸入されるA5の搭載エンジンは4気筒2リットルターボのみで、FF用が190馬力/320Nm、クワトロ(4WD)用が252馬力/370Nmという設定。一方、S5用のエンジンは354馬力/500Nmとなっています。組み合わされるミッションはA5用がデュアルクラッチのSトロニックで7速、S5用がマニュアルシフト可能な従来型トルコンATの8速ティップトロニックとなっています。

FFモデルはスポーツバックにのみ用意され、ボトムグレードのA5スポーツバック2.0TFSIと上級のA5スポーツバック2.0TFSIスポーツが設定されます。スポーツバックの4WDは上級となるA5スポーツバック2.0TFSIスポーツのみで、S5スポーツバックもものグレードです。

クーペはA5クーペ2.0TFSIと、S5クーペの2種、カブリオレもA5カブリオレ2.0TFSIとS5カブリオレの2種となります。なおA5シリーズは右ハンドルのみ、S5シリーズは左右のハンドル位置の選択が可能です。

もともと高級感のあったA5シリーズですが、この2代目はさらに高級感を増したモデルへと生まれ変わっています。

(諸星陽一)

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諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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