目次
どんなクルマでもチューニングすれば、もっともっと魅力的なクルマになる! それがOPTIONの原点。今回紹介している谷田部テストは、まさにそれを地で行く異色面白グルマが集まっています。それでは、[前編]と合わせてどうぞ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
軽量ボディのREパワーはスンナリ速い
RE13Bスターレット by HRD
最高速=210.83km/h/ゼロヨン=15秒11
FR車のボディに、強力なロータリーエンジンを積む。これが、最も作りやすい激烈マシンだ。FRファミリアのRE版はけっこう多いが、スターレットも軽量FR車としてベストな素材である。13Bロータリーは、ウェーバーチューン。惜しいのは、リヤサスの強化が足りず、スタンディングスタートでジャダーが発生してしまう。ゼロヨンが15秒台というのは、スタート時に高回転でクラッチミートできなかったのが原因だ。しかし、いったん走り出すとその加速性は軽量ボディだけに、凄まじい。外観は大改造されていないので、ボンネットの中味を知らないと、驚いてしまう。が、エンジンチューン自体は今一歩という感じで、9000rpm近くまで回るというような、RE本来の出来ではない。最高速トライも、5速6600rpmでサチュレートしてしまった。スターレットと13Bの組み合わせなら、もう少しスピードアップしても良さそうだ。