自動運転では、車両に搭載した多くのセンサー類から得た膨大なデータを迅速に処理し、周囲の状況を把握する必要があります。
NVIDIA によると、手の平サイズの「DRIVE PXプラットフォーム」を搭載することにより、カメラやLidar、レーダー、その他のセンサーで生成される大量のデータを30兆回/秒の速度で演算、自動運転における幅広い状況への対処が可能になるといいます。
AIが車両の周囲360度の環境を把握し、マップ上での自車位置を特定、危険を予測することも可能。
ジェンスン・フアンCEOは「人工知能とハイ パフォーマンス コンピューティングのブレークスルーを組み合わせることで、自動運転車の頭脳を構築しており、自律走行の未来がすぐそこまで来ていることを強く示しています」と説明しています。
トヨタとNVIDIAは既に高度なソフトウェアの開発に着手しているそうで、「AI」活用により、交通死亡事故が根絶される日も、そう遠くは無いかもしれません。
(Avanti Yasunori・画像:TOYOTA、NVIDIA)
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