トヨタ・スポーツ800のオーナーが交通遺児育英会への寄付金の贈呈と試乗会を実施

「ヨタハチ」の通称で呼ばれるトヨタスポーツ800は、1965年に販売開始したライトウェイトスポーツカー。車両重量580kgに抑えられた軽量で高い空力性能を実現したモノコックボディに、790cc水平対向2気筒OHVエンジンを搭載しています。

このトヨタスポーツ800のオーナーズクラブであるトヨタスポーツ800オーナーズ協議会から、公益財団法人交通遺児育英会へ寄付金の贈呈と、メディアそして一般ユーザー向けの同乗試乗会がお台場にあるヒストリックガレージで行われました。

今回贈呈された寄付金は、昨年のトヨタガズーレーシングフェスティバル前日に開催されたオーナーの懇親会で実施されたオークションで売り上げた11万3304円です。このオークションには47人が参加し、スポー ツ800の古いキャブレターなどの使用済みパーツが出品され、その中で最高価格をつけたのはトヨタスポーツ800のエクステリアやエンブレム、スペックが 刻まれた限定品のジッポのライターでした。

寄付金を贈呈したトヨタスポーツ800オーナーズクラブ協議会の活動方針の一つに「オーナーが集い楽しむだけでなく、クルマファンを増やし社会にも貢献したい」という想いがあります。今回、クルマ社会で、クルマの楽しさを味わっている者が、クルマの負の部分に遭遇された方々への支援・貢献が寄付金という形で行われたのです。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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