2種類のサービスについて実用実験を行っており、共働き夫婦や一人暮らしの人が、10分刻みの指定時間で自宅や最寄の駅、会社などで荷物を受け取れる「ロボネコデリバリー」では、スマホで荷物の現在地や到着予定時刻の確認が可能となっています。
また買物代行サービスの「ロボネコストア」では専用の仮想モールを開設しており、冷蔵・冷凍品も含めた地元商店の異なる商品をまとめて注文、受け取りが可能。
両サービスともに、受け取り時は顧客がスマホなどに届いたバーコードを車内に設置された読み取り機にかざすと該当ボックスが開くシステムになっています。
無人による自動配送を目指しているそうですが、今回の実験では有人により2018年3月末まで実施される予定。
実用実験を通じ、サービス利用時の顧客からの要望や利用時間帯などの情報を収集し、1年後をめどに一部の地域で無人配送の実用化を目指しているそうです。
自動運転技術の進展と共に、これらのサービスが実現すれば、宅配ドライバー不足の解消や、労働環境の改善に繋がるため、ヤマト運輸では大きな期待をかけているようです。
とはいえ、自動配送が実現した際にも、サービス利用側には自身が指定した日時に確実に商品を受け取るなどのマナーが求められることは言うまでもありません。
(Avanti Yasunori・画像:ヤマト運輸)
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