ハイブリッドよりPHVの方が安い!? 米国向けプリウスの価格設定の狙いとは?

トヨタ自動車(以下トヨタ)が今年2月15日から国内で発売した、2代目となるプリウスPHVは、発売後1ヶ月間で月間目標台数の5倍となる約12,500台を受注するなど、大きく販売台数を伸ばしています。

米国では昨年一足先に「プリウス Prime(プライム)」として発売されており、今年の4月12日には「ワールドグリーンカー」に選出されました。

同車の国内価格帯は「S」グレード(326万円)から最高グレードの「Aプレミアム」グレード(422万円)までとなっていますが、米国では「プラス」「プレミアム」「アドバンスド」の3グレードで展開しており、装備内容の差別化等により、27,100ドル(約300万円)~33,100ドル(約360万円)と、国内向けよりも安価な設定になっています。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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