【ニューヨークショー2017】トヨタ「プリウスPHV」がWCOTYグリーンカー受賞!

トヨタ自動車(以下トヨタ)が今年2月15日に発売した新型「プリウスPHV」は、発売後1ヶ月間で月間目標台数の5倍となる約12,500台を受注するなど、大きく販売台数を伸ばしています。

大容量リチウムイオン電池を搭載し、プラグインハイブリッドシステムの効率化により、一充電当たりのEV走行距離を先代の約2.6倍となる68.2kmに拡大。

EV走行による最高速度も先代の100km/hから135km/hに向上するなど、目覚しい性能アップを果たしています。またハイブリッド車としても、37.2km/Lの低燃費を実現すると共に、量産車では世界初となる「ソーラー充電システム」を採用。

駐車中に太陽光エネルギーを電力に変換することで、最大約6.1km/日(平均約2.9km/日)走行分の電力量を駆動用バッテリーに供給します。さらに「駆動用バッテリー専用ヒーター」や、冬季に活躍する世界初の「ガスインジェクション機能付ヒートポンプオートエアコン」を採用。

4月12日には、昨年米国で先行発売された「プリウス Prime(米国名)」が「ワールドグリーンカー」に選出されました。

「ワールドグリーンカー」は、WCOTY(ワールドカーオブザイヤー)において表彰される部門賞で、今回は2015年秋から2016年秋の間にデビューした新型車が対象。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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