ボッシュとダイムラーが完全自動運転(レベル4、レベル5)の開発で提携

ボッシュは、コネクテッドカー向けのサービスの開発・運用・販売を可能にする「Automotive Cloud Suite」を発表していますが、コネクテッドカー、自動運転技術で業界をリードしていこうとする姿勢を鮮明にしています。今回の提携は、自動運転システムのためのソフトウェアとアルゴリズムの共同開発を目指したもの。

両社の狙いは、都市部を走行する完全自動運転車、ドライバーレスな車が普及することで、市街地の交通状況の改善、交通面での安全性の向上に貢献するだけでなく、未来のモビリティにとって重要な要素を提供することとしています。

このプロジェクトは、「どんなクルマが都市部での完全自動運転を実現できるか」という考察を元に、自動運転を可能とするシステムの量産化を整えることも狙いだそう。

「ドライバーがクルマに出向くのではなく、車両がドライバーの所へ来る」という考えに基づいたもので、市街地の決められた範囲内でスマホを使ってカーシェアリングや自動運転タクシーを予約し、目的地に向かうことが可能になるとしています。実現すれば公共交通の課題もクリアしてくれそうですが、都市部以外での道路インフラの整備なども課題になりそう。

今回の開発業務提携では、ドライバーの操作が不要な完全自動運転車を2020年代初めまでの市場導入、市街地走行が可能な「自動運転タクシー」のためのシステムの開発、量産準備を整えることを目指すとしています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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