LEXUS、インド市場に進出。ハイブリッド中心の3車種から販売スタート

LEXUSは経済発展が著しいインド市場への進出を発表しました。

インド国内に専売店4拠点とアフターサービス専門施設4拠点を開設し、RX、ES、LXの3車種の発売を3月24日に開始しました。

開業時にインド市場へLEXUSが導入する車種は、クロスオーバーの「RX450h」、セダンの「ES300h」、SUVの「LX450d」の3車種で、ハイブリッド中心の品揃えとなっています。2018年には、フラッグシップセダン「LS」もインド市場へ導入する予定です。

トヨタは昨年の12月に新興国小型車カンパニーを発足させて、インドを含む新興国向けの小型車開発に乗り出していますが、今回インド市場で従来から強みを持つ高級車市場でLEXUSブランドを投入して、インド市場の高級車セグメントでの存在感を高めたい狙いがあるようです。

インドでのLEXUS専売店は、ニューデリー、グルガオン、ムンバイ、ベンガルールの4都市に開設され、チャンディーガル、ハイデラバード、チェンナイ、コーチの4都市には、アフターサービス用の専門施設を設置します。

現地の高所得層に対応して、専任のセールスマネージャーが販売を担当する体制を整え、さらに24時間365日対応のカスタマーコールセンターを準備するということです。

インド市場でLEXUSブランドがどのように浸透するかに注目が集まっています。

(山内 博・画像:トヨタ)

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