コネクテッドカー関連技術の特許全てをトヨタにライセンス供与するそうで、この提携にはテレマティクスやインフォテインメント、セーフティシステム用のOS、音声認識、ジェスチャーコントロール、人工知能(AI)、サイバーセキュリティ技術などが含まれているそうです。
一方、トヨタは昨年6月にKDDIと共同で「グローバル通信プラットフォーム」の構築を推進すると発表。
クルマをネットワークに常時接続するためのDCM/クラウド間の通信を高品質、かつ安定的に供給すべく、国や地域で仕様が異なっているDCMを2019年までに世界レベルで共通化するそうで、2020年までに日本・米国市場で販売されるほぼ全ての乗用車にDCMを搭載し、その他の主要市場においても順次搭載を進めていくとしています。
また、日経新聞によると、同社は自動運転技術に必要な超高速無線通信技術において、「5G」通信で先行するNTTとも提携を予定している模様。
このように、トヨタはマイクロソフトをはじめ、KDDI、NTTなどのIT企業と連携することで、欧米勢とのコネクテッドカー開発競争をリードする考えとみられます。
(Avanti Yasunori・画像:TOYOTA/Microsoft)
【関連記事】
新型プリウスPHVで始まる「つながる化」。トヨタのConnected戦略とは?
https://clicccar.com/2016/11/13/415460/
トヨタ、KDDIと共同で日米の全車両をネット常時接続化!
https://clicccar.com/2016/06/07/376715/
トヨタがコネクテッド・カーの「つながる」技術に注力!
https://clicccar.com/2016/01/18/347772/
トヨタがフォードとの連携で「T-Connect」を進化させる?
https://clicccar.com/2015/06/07/310838/
トヨタが新テレマティクスサービス「T-Connect」を披露!
https://clicccar.com/2014/10/14/272959/