全長4.2m以下のコンパクトカーでもハイパフォーマンス!な、高級グレード5選【2017年版】

■アバルト・595

人気の高いイタリアのコンパクトカー・フィアット500をベースに、かつてレースシーンで名をとどろかせたアバルトがチューニングを施したスパルタンなモデルがアバルト・595です。

全長3660mmというコンパクトなボディに1.4L直4ターボエンジンを搭載するアバルト595。最高出力はベーシックな595は145ps。ハイパワーモデルの595コンペティツォーネは180psを発生し、0-100km/h加速はわずか6.7秒という高いポテンシャルの持ち主です。

ミッションは5速ATを中心に、595と595コンペティツォーネには5速MTを設定しています。アバルトのロゴが刻まれたバケットシートやブレンボ製のブレーキシステムなど走りへのこだわりが感じられる装備が満載です。一度乗ったらサソリの猛毒に痺れてしまうアバルト595の車両本体価格は293万7600円~381万2400円です。

■プジョー・208GTi バイプジョースポール

フランスのプジョーブランドの中で最も小さなモデルが、2012年に導入されたプジョー・208です。全長約4mという小さなボディですが、GTiと呼ばれるスポーツモデルを用意しています。

2016年3月、スポーツモデルの208GTiに、サーキット走行を意識したスパルタンなモデル208GTi バイプジョースポールが追加されました。このモデルはモータースポーツ部門のプジョースポールが開発を担当し、専用サスペンション、トルセンLSDなど足回りからインテリアまでチューニングが施されています。

車両の前半はマットブラック、後半はソリッドレッドに塗り分けられたクープ・フランシュと呼ばれるボディカラーが特徴です。車両本体価格は368万6600円です。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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