「DNGA」を展開するダイハツ、第1弾は次期「ミラ」か?

昨年8月にトヨタ自動車(以下トヨタ)の完全子会社となり、グループの中で軽自動車と新興国向けの小型車の開発を受け持つダイハツ工業(以下ダイハツ)。

同社は今年3月1日に創立110周年を迎え、持続的成長と発展を目指すため、2017年から2025年までの中長期経営シナリオ「D-Challenge 2025」を策定しました。

新たなグループスローガン「Light you up」の考え方のもと、「モノづくり」と「コトづくり」を主軸に事業を推進し、同社が得意とするインドネシアやマレーシアなどを中心にダイハツブランドを確立、経営基盤の強化に取り組むそうです。

「Light you up」には「光」、「軽やかさ」の2つの意味があるそうで、顧客ファーストに則り、きめ細やかな商品やサービスを実現することで、輝くライフスタイルを提供。環境負荷の少ないスモールカーで軽やかな気持ちを提供。

「モノづくり」では、親会社のトヨタと協力し、東南アジア諸国連合(ASEAN)等、新興国向けの小型車生産拡大を柱に、2025年度までに世界生産目標を2015年度比で100万台増となる250万台に設定しました。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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