トヨタと言えば、「プリウス」や「アクア」などのハイブリッド車やミニバンが人気ですが、長年に渡りこれまで同社の新車販売を支えて来たクルマとして「カローラ」の存在が大きいのは言うまでもありません。
1966年10月に誕生し、「プラス100ccの余裕」のキャッチフレーズで発売と同時に爆発的な人気を集め、1年で10万台以上を販売、6年後には早くも100万台を突破するなど、驚異的なスピードで販売台数を伸ばしました。
その後カローラは50年が過ぎた今も尚、世界150ヵ国で販売され、2013年には累計販売台数が4,000万台を突破。国内販売台数でも常に上位を維持するなど、数々のモデルが登場しては消えていくなか、安定した販売台数を誇っています。
そうしたなか、トヨタ自動車は昨年10月、カローラ生誕50年という節目の年に、全国のトヨタカローラ販売店が一体となってお客様に感謝を届けたいとの想いから「カローラ花冠プロジェクト」をスタートさせました。
「ユーザー」「販売店」「メーカー」が三位一体となって、全国のユーザーに感謝の想いを伝えていくという活動で、同プロジェクトでは3つの取組み事項を掲げています。
1つ目の「日本一周の花冠パレード」では、カローラ生誕の地である愛知県豊田市の高岡工場を出発、4ルートに別れ、全国の販売店の間でユーザーと一緒になって花冠で作ったバトンをつなぎ、8月下旬に現在のカローラ生産工場であるトヨタ自動車東日本の宮城大衡工場のゴールを目指します。
2つ目の取組みでは花冠パレードに連動させ、プロジェクト期間中に全国津々浦々のトヨタカローラ店が「花にちなんだ店舗イベント」を開催。
3つ目の「オーナーミーティング」では、各販売店でカローラへの思い入れの深い同車オーナーとの記念ミーティングを予定しているそうです。