RX-8のロータリーダッシュは、噂に違わぬ回りっぷりでした!(その2)【等身大インプレ】

混雑する首都高をようやく抜けて、東名高速の料金所に乗り入れます。ETC通過と同時にアクセル全開でダッシュをかけると、タコメーターがレッドゾーンまで、瞬く間に駆け上がっていきました。

さすがはロータリー・ダッシュ! 高回転では苦しいどころか、どこまでも果てしなく回っていってしまいそうです。

実を言うと、最初に1速でアクセル全開にした時は回しすぎて……というかアクセルオフでも回りすぎてレッドゾーンに飛び込んでしまい、レブリミッターがかかってしまいました。ごめん、RX-8。公道でリミッターを効かせたのは、人生初体験でしたヨ。

最初のフル加速では、シュイ―ンというウルトラスムーズなロータリー・パワーで、シフトアップを数える間もなく先行車に追いついてしまいました。

東名高速での高速巡行では、街中同様にサスやブッシュのへたりを若干感じるものの、運転していて疲れを感じにくいのは欧州仕込みのマツダ流。ただ5100km//h走行時にエンジンが3000回転というのは、ECO全盛の現在水準からするとちょっと高めな印象。

もっともタコメーターを意識しなければ、エンジンは3000回転とは思えない程静かで滑らかに回っていますし、追い越しではシフトダウンなしでも加速してくれるので、快適なクルージングを楽しむことができました。。

東名高速から厚木小田原道路を経由して、いよいよ箱根の山が見えてきました。

(星崎 俊浩)

【関連リンク】

第322弾マツダRX-8のすべて
http://3a.as-books.jp/books/info.php?no=NMS20030524