新型アウディ・A3、リフトバッククーペを新設定で電動化が加速!

アウディのコンパクト・ハッチバック、新型「A3」のテスト車両をこれまでで最も鮮明にカメラが捉えました。

次期型では、大きくアップデートされた「MQB」プラットフォームを採用。100kg程度の軽量化を図ると共に、ホイールベースが若干延長されるようです。

注目はDピラーの傾斜と丸みを帯びたルーフエンドです。居住空間は多少犠牲になりますが、ボディスタイルはかなりスポーティに仕上がるでしょう。

予想では、3ドアは廃止され、5ドアハッチバック、4ドアセダン、そしてスポーティな5ドア・リフトバッククーペが設定されるようです。実現すれば、ライバルはメルセデスベンツ「CLA」やBMW「2シリーズ グランクーペ」となります。

カモフラージュは今夏に捉えた状態とほぼ同じですが、しっかりピントが合って撮影に成功しています。

フロントエンドには、ハニカムメッシュのワイドグリルを装備。ヘッドライト中のユニットは市販型ではないようですが、刷新されたアウトラインは見てとれるほか、リアエンドでは新デザインのLEDテールライトの一部も確認できます。

パワートレインでは電動化が加速しそうです。1リットル直列3気筒エンジンを搭載するエントリーモデルを筆頭に、1.5リットル直列4気筒エンジン、48Vマイルドハイブリッドや「e-tronプラグインハイブリッド」、さらにはフルEVモデルの設定も予想されています。また高性能モデル「S3」は、2リットル直列4気筒ターボを搭載し、最高出力は310ps以上が予想されます。

コックピットには、最新のインフォテインメントシステムを搭載する大型タッチスクリーン、デジタルインストルメントクラスタを装備し、デュアルディスプレイにも期待がかかります。ワールドプレミアは、2019年内と思われます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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