さて、ホンダは今回のニューヨークオートショーで「CLARITY PLUG-IN HYBRID(クラリティ プラグイン ハイブリッド)」と「CLARITY ELECTRIC(クラリティ エレクトリック)」を世界初公開すると発表しました。
PHEVの「クラリティ プラグイン ハイブリッド」と、EVの「クラリティ エレクトリック」は、2016年3月に日本で発表されたFCVの「クラリティ フューエル セル」と共通のプラットフォームを採用。しかも、2017年にも米国で発売を予定しているそうです。
世界で初めて同一のプラットフォームでPHEV、EV、FCVを作り分け、3種類の電動パワートレーンを搭載。「クラリティ」の利点である5人乗りはPHEV、EVでも踏襲されます。
この「クラリティ」シリーズの展開により、同社が2030年に向けて掲げている「新車販売の2/3をPHEVとハイブリッド、FCV、バッテリーEVなどのゼロエミッションビークルに置き換える」という目標達成に向けた具体的な一歩となります。
ほかにもホンダ・ブースでは、2017年3月のジュネーブモーターショーで世界初公開された「シビック・タイプR」の量産仕様や、2017年1月に北米国際自動車ショーで公開された北米向けミニバンの新型「オデッセイ」なども展示されるそうです。
(塚田勝弘)