■スズキラパン
軽自動車のベーシックモデル、スズキアルトの派生車種として登場したのがラパンです。これまで紹介した3台は車両本体価格が100万円以下でしたが、このスズキラパンからは100万円を超えています。
3代目となる現行型ラパンは2016年に登場。アルトでも採用した新開発の軽量シャーシを採用し、走行性能と燃費性能を向上させています。ラパンの最も価格が安いのはGグレードで107万7840円です。
ラパンの特徴の一つである2トーンルーフは選ぶことはできませんが、フレンチミントパールメタリックやシフォンアイボリーメタリックなど、パステル調のボディカラーは選択可能です。ベーシックグレードといっても誤発進職制機能やレーダーブレーキサポートなどの先進安全装備を標準装備し、安全性能の高さが魅力です。
■スズキワゴンR・スズキハスラー
スズキワゴンRは2017年2月にフルモデルチェンジを行い、6代目にスイッチしたばかりのフレッシュなモデルですが、ベーシックグレードがスズキハスラーのベーシックグレードと車両本体価格107万8920円で並んでいます。
ワゴンRはハーテクトと呼ばれる新シャーシを搭載。軽量化を実現するとともに、走行性能と燃費性能を向上させています。最も低価格な107万8920円なのはベーシックグレードのFAです。初代ワゴンRを思わせるエクステリアデザインを採用。JC08モード燃費は26.8km/L(2WD車)を実現しています。
2014年1月に登場したハスラーは先代ワゴンRをベースにSUVテイストに仕立てたモデルです。最低地上高を180mm確保し、雪道などの悪路走行時にポテンシャルを発揮します。最も低価格なのはAグレードで、660cc直3DOHCのみの設定です。JC08モード燃費は26.6km/L(2WD・CVT車)と遜色ない実力の持ち主です。
(萩原文博)