【その1】リアシート
最初のポイントはリアシート。
とはいいつつ、ラピードSのリアシートは大人がしっかり座ることができる最低限のスペースは確保されています。なにより身長182cmの筆者が問題なく着座できたほどです。
しかし、デザインを優先した結果、頭上スペースを確保するため、スポーツカーにありがちな座面が大きくえぐられています。
リアシートに子どもが座った場合、ドライブ中の車窓を臨むことが厳しく、また前席に着座している人とのコミュニケーションを取ることが難しいシートポジションになるでしょう。
ドライブ中はフロントシートヘッドレストに装着されたモニターでひたすらDVDを観覧する…、いまどきのドライブではありがちなスタイルなのかもしれませんが、家族のコミュニケーションを重視する人にとってはありがたくない状況に陥ってしまうのはネガポイントになりますよね。