18年ぶりのWRCに復帰し、第1戦となるラリー・モンテカルロで2位、第2戦となるラリー・スウェーデンで早くも1位の座を獲得したトヨタ自動車(以下トヨタ)。
ラリードライバー、ヤリ-マティ・ラトバラの健闘で過酷なWRCを征したマシンがGAZOO Racingが送り込んだ「Yaris WRC」です。
ベースとなったYaris(ヤリス)の日本版「Vitz(ヴィッツ)」は今年1月にマイナーチェンジされていますが、その車両前後の意匠は歴代モデルで初めて南仏にあるトヨタのデザインスタジオ「ED2」が担当したそうです。
乗り心地、静粛性、振動レベルの向上に向け、吸気システムやエンジンマウントを新たに設計、ダンパーも変更するなど、安全性能の向上も含め、900以上の新部品を導入したといいます。