■ホンダフィット1.3G (129万9800円・26.0km/L)
これまで紹介した3台は120万円以下でしたが、このフィット1.3Gの車両本体価格は129万9800円と約10万円アップします。しかし、JC08モード燃費は26.0km/Lとマーチやヴィッツを大幅に上回っています。
1.3Gはフィットのベーシックグレードですが、センタータンクレイアウトを活かした広い室内、そして1.3Lという排気量を活かしたスムーズな走りは、価格以上のバリューの高さを感じることができます。ボディカラーは6色用意されていますが、間もなくマイナーチェンジを行う可能性があるので注意したいです。
■スズキスイフト1.2XG(134万3520円・24.0km/L)
2016年末に登場したばかりのスズキスイフトも低価格と低燃費を両立したコンパクトカーです。マイルドハイブリッドや1Lターボ車が注目されがちですが、ベーシックグレードのXGは車両本体価格134万3520円。そしてJC08モード燃費24.0km/Lを実現した高いコストパフォーマンスを誇ります。
新開発の軽量プラットフォーム、ハーテクトを採用した軽量・高剛性ボディのボディによる高い走行性能は、他のコンパクトカーとは一線を画した高いレベルを誇ります。しかもまだ登場したばかりの新モデルだけに注目度も高いですし、他のモデルに比べてフルモデルチェンジの心配がないので魅力が色あせづらいと言えます。
(萩原文博)