トヨタ自動車(以下トヨタ)が約90以上の国・地域で販売しているハイブリッド車(HV:33モデル、PHV:1モデル)の世界累計販売台数が、今年1月末までに1,000万台を突破したそうです。
昨年4月末に900万台突破、その後約9か月で累計販売台数1,000万台を達成したことになります。
同社は1997年8月に日本でコースターハイブリッドEVを発売。同年12月に世界初の量産HVとなる初代プリウスを発売しました。
当時、ハイブリッドという言葉は世間に全くなじみが無く、「未知の乗り物」的なイメージでした。その後、世界の自動車メーカーが追従、今では「普通のクルマ」として認知されるようになり、「ハイブリッド車」という新しいジャンルが定着するまでに至っています。
トヨタによると、今年の1月末までに販売したハイブリッド車のCO2排出抑制効果は約7,700万トン、ガソリン消費抑制量は約2,900万kLと試算しているそうです。
同社は2015年10月に「トヨタ環境チャレンジ2050」を発表しており、地球環境の問題に対してクルマの持つマイナス要因を限りなくゼロに近づけ、持続可能な社会の実現に貢献するために取り組むべきチャレンジを掲げています。
今後も様々な燃料と組み合わせることができるハイブリッド技術を「21世紀の環境コア技術」と位置付け、エコカーのさらなるラインナップの拡充に取り組んでいくとしています。
(Avanti Yasunori・画像:トヨタ自動車)
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