国交省は昨年11月、省内に自動運転戦略本部を設置。
2016年5月にまとめた「官民ITS構想・ロードマップ2016」で、2017年を目処に限定地域で人流・物流の確保を目的に、無人走行車サービスの実証実験を行う予定としており、具体的には超高齢化が進む中山間地域と「道の駅」を結ぶ自動運転サービスなどを想定しているようです。
これらの実証実検を経て2020年からは民間ベースでの自動運転ビジネスの展開を目指しているそうで、例えば高速バス停と観光地を結ぶ交通手段に活用することで、自動運転車による観光地周遊が実現する可能性も出てきます。
政府はこのように、交通事故の削減や渋滞緩和、少子高齢化による公共交通衰退などに対応すべく、積極的に「自動運転車」を活用していく考えのようです。
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【関連リンク】
国土交通省 道路運送車両保安基準等改正
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha07_hh_000239.html
国土交通省 自動運転等に関する取組状況
http://www.mlit.go.jp/common/001155164.pdf