パリモーターショー16で、電動パワートレイン車に特化した「EQ」ブランドの発足に合わせてコンセプトカー「ジェネレーション EQ」を初公開したダイムラー。
ディーター・ツェッチェCEOによれば、「EQ」は「エレクトリック・インテリジェンス」を意味しているそうで、「知能」を持つ電動車両シリーズと説明しています。
「ジェネレーション EQ」はスポーティなエクステリアデザインを纏ったボディに 408ps/71.4kgmを発生する強力な電動モーターを前後に搭載しており、子会社である独アキュモーティブ製70kWhの大容量リチウムイオンバッテリーとの組み合わせにより、0-100km/h加速は5秒以下、最大航続距離は500kmを発揮します。
ダイムラーの新たな企業戦略「CASE」に基づき2019年に市販予定で、2025年までに「EQ」シリーズ(SUV、サルーン、クーペ、カブリオレ等)を10車種投入、総販売台数の15〜25%をEV化する計画といいます。
ちなみに「CASE」はダイムラーが掲げる4つの新たな企業戦略の総称で、「Connectivity(つながる技術)」「Autonomous(自動運転)」「Shared&Services(カーシェア)」「Electric(電動化)」を表しています。