2位につけたのが1万1179台(194.8%)でセレナ。3位のプリウスが9883台。これは前年同月比で47.0%と大幅減で、セレナの2位躍進にも影響したと思われます。しかしプリウスに関しては、9144台を販売して4位に入ったC-HRと顧客を奪い合ったことも減らした要因といえそうです。
なお、登録車ランキングで日産車が1位、2位を同時に獲得するのは、1984年9月のサニー、ブルーバード以来、32年ぶりだそう。先述したようにノートは、新たに追加された「e-POWER」がヒットの牽引役になっています。
2016年8月24日に発売されたセレナは、室内の広さや使い勝手、快適性に加え、同一車線の部分自動運転技術「プロパイロット」が好評を得ているそうで、新型セレナの魅力が認知されつつある証といえそうです。
(塚田勝弘)