満充電時の走行距離の短さが電気自動車(以下EV)の普及の壁となっていました。しかし、2015年12月に日産リーフが一部改良を行い、航続距離を280km(30kWh)まで延長。またBMW i3は100%EVで390kmまで航続走行距離を延ばしています。
2016年11月にはEVの新しい形として日産はノートe-POWERを発売しました。発売した11月の新車販売台数でノートが1位となるなど、ユーザーのEVに対する注目の高さが表れています。今回は、今乗りたい最新電気自動車を5台紹介します。
■日産 ノートe-POWER
日産ノートe-POWERは搭載したエンジンで発電を行い、モーターで駆動する「シリーズハイブリッド」車です。駆動はモーターのみで行うため、EV特有のワンペダルフィーリングを味わうことができます。燃料はガソリンを使用するので、ピュアEVと異なり長い航続走行距離を実現しています。
さらに、ガソリンエンジン車のノートのミッションなどが置いてある部分にモーターを搭載しているため、変更点も少なくガソリン車との価格差が小さいのもノートe-POWERの魅力。このクルマが登場したのも、日産がいち早くピュアEVのリーフを発売したことが大きく影響しているのは間違いありません。しかもノートe-POWERにはチューンナップモデルのニスモもラインアップされ、走る楽しさを味わうことができます。ノートe-POWERの価格は177万2280円~245万8080円です。