最新の電気自動車で2017年を走ろう!今すぐ手に入れたい5台

■BMW i3

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BMWといえば、走る愉しみを堪能できる輸入車ブランドです。走る愉しみはそのままにパワートレインにモーターを搭載したのがBMW i3です。i3のキャビン素材にはCFRPと呼ばれる頑丈で、超軽量なカーボン・ファイバー強化樹脂を世界で初めて量産車として採用しました。

BMW i3は2016年9月にマイナーチェンジを行い、大容量バッテリーを搭載しました。その結果、100%EVは従来モデルから約70%アップした航続走行距離390kmを実現しています。加えレンジエクステンダーという発電用のエンジンを搭載しているモデルは、東京~大阪間の走行距離に相当する511kmの航続走行距離を実現しました。3タイプのインテリアデザインが設定された i3の価格は499万円~607万円です。

■テスラ モデルX

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元々自動車メーカーではない会社が製造した異色のEVがテスラです。まるでタブレットのようなモニターがインパネに装着されるなど先進性は抜群です。

2016年にはSUVタイプのEV、モデルXが登場しました。ファルコンウィングと呼ばれる上方に開くリアドアが特徴で、両サイドに30cmしかない場所でも開閉可能です。2列シートの5人乗りを基本に、オプションで3列シート6人もしくは7人乗りを選ぶこともできます。

航続走行距離は搭載するバッテリーの容量で変わり、最も小さい75kWhで最大約417km。最も大きな100kWh搭載車は、最大約542kmの走行距離と最高時速250kmを実現しています。モデルXの価格は1067万円~1649万2000円。現在最も目立つことのできるSUVであるのは間違いないでしょう。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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