ランボルギーニの車名といえば何に由来? そのルーツに迫るツアーが閉幕

エキゾチック・スーパーカーの代名詞といえばイタリアの「ランボルギーニ」を思い浮かべる人も少なくないのでは? そんなランボルギーニの歴史において忘れることができない一台といえば、2016年に誕生から50周年を迎えた『ミウラ』といえるでしょう。

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その「ミウラ」という名前のルーツを辿るツーリング『バック・トゥ・ザ・ネーム』が、ついに閉幕です。その目的地は、スペイン・アンダルシア州ロラ・デル・リオ。そこには、ミウラ一族が創立したスペイン最古の闘牛牧場があります。

そう、ミウラという名前は伝説の闘牛ブリーダーに由来しているのです。このツーリングに参加したのは、ミウラSVのほか、ウラカンやアヴェンタドールといった現在のラインナップですが、そうしたモデルも、また伝説の闘牛から名前をいただいています。そのほか、ディアブロやムルシエラゴ、ガヤルドといった名前も闘牛由来なのも知られているところでしょう。

『バック・トゥ・ザ・ネーム』のフィナーレとして闘牛牧場に集うランボルギーニのスーパーカー、まさに原点回帰といえる光景が見られたというわけです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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