トヨタは2016年4月よりカンパニー制をとっています。製品軸により7つのカンパニーが生まれたわけですが、その中で商用車を担当するCV(コマーシャルビークル)カンパニーとして初めてのフルモデルチェンジになるのです。
ユーザーレベルでは関係ない話ともいえますが、ロングセラーモデルであり、新カンパニーの初物というだけあり、力の入ったフルモデルチェンジといえそうです。
CVカンパニーとして初めてのフルモデルチェンジとなったことについて、CVカンパニーのプレジデントを務める増井敬二さん(トヨタ自動車 専務取締役)によると「カンパニー内での商品強化の優先順位に則って開発できるようになったことでタイムリーに商品強化が可能になった」ということです。
また、コースターの生産はトヨタ車体が担当していますが、増井さんがトヨタ車体の社長を兼務していることで、より一体化したスピーディな開発ができたということです。
まさに新生CVカンパニーがかかげる『もっといいCVづくり』の第一号車といえるのが新型コースターというわけです。