リニューアルしたホンダ・アコードは、エンジニアによって作られた先進技術が結集

1976年に初代モデルが登場して以来、2013年には9代目への進化を果たした「アコード」。ホンダのミドルセダンとして長く親しまれてきたモデルですが、現行型は従来型とは一線を画する存在として登場したことが話題となりました。

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最も特徴的なのがパワートレーンです。いまや当たり前であるハイブリッドを採用しており、アコードに搭載されるハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」はエンジンとモーターを組み合わせる点では変わりません。

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しかし、モーターは発電用と駆動用の2種類が搭載されており、2.0L直列4気筒エンジンはもっぱら発電に使用しているのがポイント。つまり、一般的なハイブリッドカーがモーターを補助として使うのに対し、「アコード」ではエンジンが補助に徹しているのです。

そんな「アコード」も現行型の登場から時を経て、2016年5月にマイナーチェンジが行なわれました。

搭載されるモーターは、コイル巻線を丸型銅線から角型銅線に変更することで高密度化と23%の小型化と軽量化を実現。その結果、走行用モーターの最高出力は184ps、最大トルクは315Nmへ性能は向上しています。ちなみに燃費は最良で31.6km/Lとミドルセダンとしては驚異的な数値を出しています。