従来の「プラズマ溶射法」に代わり、新たに「新常圧焼結セラミックス製法」を採用したことで、理想的なコーン形状に成形することが可能になり、広帯域再生能力と高エネルギー密度再生能力が向上しているそうです。
一方、ウーファー(中低音用)のコーンには新たに開発した新素材「NCV」(Nano Carbon Velocity)が使われており、カップ積層型カーボンナノチューブの採用や、原料配合の最適化を図り、音の伝搬速度を向上させているとのこと。
これにより、正確かつ効率的に空気を振動させることで、微細な音楽表現が可能となり、低音量でもリアルで存在感の有るサウンドが得られるようになっている模様。
ダイヤトーンでは発売に先立ち、同システムをメルセデス・ベンツ「Aクラス」(A180スポーツ)に組み込んで各地で試聴会を開催しており、情報によると、かなりの高評価を得ているそうです。
同車の場合、標準で「DIATONE」のオーディオシステムが採用されていることもあり、元々サウンド面では不満が少ないようですが、「百聞は一聴にしかず」ということで、読者の皆さんも機会があれば更に上を行く67万円のサウンドを経験されてみてはいかがでしょうか。
(Avanti Yasunori・画像:DIATONE)
【関連リンク】
DS-SA1000(スピーカー)
http://www.mitsubishielectric.co.jp/carele/car_diatone/product/ds-sa1000/index.html
DIATONE試聴用デモカー情報
http://www.mitsubishielectric.co.jp/carele/car_diatone/democar/mercedes-benz_a180sports/index.html