一式67万円!DIATONEが車載用の高級スピーカーを発売

従来の「プラズマ溶射法」に代わり、新たに「新常圧焼結セラミックス製法」を採用したことで、理想的なコーン形状に成形することが可能になり、広帯域再生能力と高エネルギー密度再生能力が向上しているそうです。

一方、ウーファー(中低音用)のコーンには新たに開発した新素材「NCV」(Nano Carbon Velocity)が使われており、カップ積層型カーボンナノチューブの採用や、原料配合の最適化を図り、音の伝搬速度を向上させているとのこと。

これにより、正確かつ効率的に空気を振動させることで、微細な音楽表現が可能となり、低音量でもリアルで存在感の有るサウンドが得られるようになっている模様。

Mercedes_Benz_A180

ダイヤトーンでは発売に先立ち、同システムをメルセデス・ベンツ「Aクラス」(A180スポーツ)に組み込んで各地で試聴会を開催しており、情報によると、かなりの高評価を得ているそうです。

同車の場合、標準で「DIATONE」のオーディオシステムが採用されていることもあり、元々サウンド面では不満が少ないようですが、「百聞は一聴にしかず」ということで、読者の皆さんも機会があれば更に上を行く67万円のサウンドを経験されてみてはいかがでしょうか。

Avanti Yasunori・画像:DIATONE)

【関連リンク】

DS-SA1000(スピーカー)
http://www.mitsubishielectric.co.jp/carele/car_diatone/product/ds-sa1000/index.html

DIATONE試聴用デモカー情報
http://www.mitsubishielectric.co.jp/carele/car_diatone/democar/mercedes-benz_a180sports/index.html

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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