世界的なSUVブームといえる状況が続いています。ひと言でSUVといってもサイズやタイプは多様であるものの、概ね背が高く、周囲を見渡せる視界の良さ、十分な悪路走破性、高い積載性などを備えて、新しいファミリーカーあるいは、スポーティモデルとして定着しています。
SUVの1ジャンルとして、クロスオーバーモデルとしてステーションワゴン派生型もあります。1999年、アウディが2代目A6アバント(社内コードC5系)の車高を高めて仕立てたアウディ・オールロードクワトロは、4段階の車高調整が可能なエアサスペンションを装着。ステーションワゴンの使い勝手に加えて、ラフロードなら問題なく走破できる悪路走破性を備えたモデルとして登場しました。