レース中断中に、装着していたミディアムタイヤからソフトタイヤに履き替えたハミルトン選手。オープニングラップ時の混乱によりポジションを大きく上げていましたが、レース再開後も前にいるマシンをどんどん追い抜いていきます。終盤、2番手を走るダニエル・リカルド選手(レッドブル)より2秒速く走りますが、残念ながら届かず3番手でゴールしました。
21番グリッドからスタートして3番手でフィニッシュしちゃうハミルトン選手は、やっぱりかっこいい! ドライバーズチャンピオンシップのポイントリーダーを守り抜きました。
1位は自身20回目、ベルギーGP初優勝のロズベルグ選手。見事なポール・トゥ・ウィンでした。2位を獲得したのは、ずいぶん日焼けをしたリカルド選手。きっと夏休みを満喫したのでしょうね。
そんなリカルド選手が、ポディウムでまたやってしまいました……。
前戦のポディウムでレーシングシューズにシャンパンを入れて飲むという、パフォーマンス(?)を見せたリカルド選手ですが、今回はコメンテーターのマーク・ウェバーに、シャンパンを入れた自分のレーシングシューズを勧めているではありませんか!
ウェバーといえば、オーストラリア出身の元レッドブルF1ドライバー。そう、リカルド選手の大先輩なのです!! いくらオーストラリアの風習(?)だからといって、さすがにそれは……と思いましたが、少し迷いながら飲んだウェバー。なんて優しいのでしょう!
ウェバーが飲み終わった後、リカルド選手は「オーストラリア人として少し恥ずかしいことをしてしまいましたね。ごめんなさい。」と反省していましたよ(笑)。
次戦イタリアGPは9月4日(日)に開催されます。イタリアGPといえば、フェラーリのホームグランプリ。たくさんのフェラーリファンが集まる前で、フェラーリ2台はどのようなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか。楽しみですね!
ベルギーGPリザルトは以下の通りです(ポイント圏内のみ)。
順位/No./ドライバー/チーム
1/#6/ニコ・ロズベルグ/メルセデス
2/#3/ダニエル・リカルド/レッドブル
3/#44/ルイス・ハミルトン/メルセデス
4/#27/ニコ・ヒュルケンベルグ/フォース・インディア
5/#11/セルジオ・ペレス/フォースインディア
6/#5/セバスチャン・ベッテル/フェラーリ
7/#14/フェルナンド・アロンソ/マクラーレン
8/#77/バルテリ・ボッタス/ウィリアムズ
9/#7/キミ・ライコネン/フェラーリ
10/#19/フェリペ・マッサ/ウィリアムズ
(yuri)