「最新ポルシェは最良か?」 その疑問に迫るサーキット全開アタックの結果は!?

さて、ポルシェファンにとっての最大の懸案は4気筒化された718ボクスターでしょう。なにしろ6気筒から4気筒へのダウンサイジングです。しかし、佐藤によれば「限界域でもネガティブな印象はなく、むしろカレラにはない爽快感がある」、田中もまた「4気筒ターボになって、コーナーの立ち上がりで明らかに出力向上を感じる」と高評価。

ただし、佐藤は独特の4気筒ボクサーサウンドの魅力をあまり感じなかったようで、「一般道でヘルメットも被らず、トップを開けて走れば、また違ったサウンドの印象を受けるかもしれない」とやや不満を漏らしていました。それでも総合的に考えれば「バリューフォーマネーは充分以上」と、これも新型に太鼓判を押していました。

結論としては、やっぱり「最新ポルシェは最良」ということ。ちなみにテスト日は8月上旬快晴のなか行われました。つまり、真夏のサーキットという過酷な環境で評価されたということも付け加えておきましょう。

(GENROQ編集長 西内辰夫)

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