小林可夢偉がル・マン表彰台で見ていたものは? WEC富士記者会見寺田陽次郎、中嶋一貴、小林可夢偉、アンドレ・ロッテラーが登場!

2P2X7934「ル・マンを含めた3レースが終わって一度もまともにフィニッシュできておらず、後半戦からしきりなおしだと思っています。クルマのパフォーマンス的にも良い戦闘力が発揮できるのではないかと思いますので、まずは7月24日のWEC第4戦ニュルブルクリンクで良いレースをして弾みをつけて、10月の富士6時間耐久レースまで持続したいです。富士では、過去にも良いレースをしてきましたが昨年は厳しいレースになってしまったので、もう一度優勝を取り返せるように頑張ります。」(中嶋選手)

 

2P2X7943「今シーズンLMP1-Hクラス初参戦でちょっとずつ僕自身もクルマも良くなっていって、そろそろ勝てるぞというタイミングがル・マンでしたが、チャンスを掴めませんでした。
次戦のニュルブルクリンクで優勝を目指すのは当たり前ですけど、ホームレースの富士では是が非でも優勝しなければいけないのかなと思っています。せっかくここまで良いクルマを作ってくれたチームの人達のためにも、何か記録を残したいです。ホームレースで勝てるように自分自身もしっかり準備して、日本のファンの前で優勝したいと思います。」(小林選手)

 

CIMG1947「ル・マンでトヨタはチームとして勝てていたと思います。本当に残念な結果になってしまいましたが素晴らしいレースでしたし、素晴らしいクルマでした。スーパーフォーミュラのチームメイトである一貴が勝つのを、目の前で見たかったと心から思っています。あのようなレースというのはハリウッド映画にもないような展開だったので、実際のレースで起こりうることなんだと、良い例になってしまったんだと思います。
私たち(アウディ)自身のことですけれども、今シーズンはスタートからあまり良いシーズンではなかったと思います。新車導入になって、マシンのレベルを上げていくのに努力をしてきました。ル・マンに関しては、事前のテストが凄く良かったので希望を持っていました。レースの最初は良かったのですがターボのトラブルが出て・・・。結果的に言うと、設計のところから見直さなければいけない部分が出てきてしまったのではないかなと思います。次からのレースはハイダウンフォースのコースになっていくので、ここまでのよ良くなかった流れを仕切りなおしていけるようなシーズンに変えていけたら良いなと思っています。」(ロッテラー選手)

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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