小林可夢偉がル・マン表彰台で見ていたものは? WEC富士記者会見寺田陽次郎、中嶋一貴、小林可夢偉、アンドレ・ロッテラーが登場!

衝撃の展開で幕を閉じた、WEC第3戦ル・マン24時間レース。未だにあの時の光景が頭から離れない方、多いのではないでしょうか? そんなル・マンから1カ月が経とうとしている7月16日に、WEC第7戦富士6時間耐久レースが開催される富士スピードウェイでメディア取材会が行われました。

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ACO理事・WEC富士アンバサダーの寺田陽次郎氏を迎え、最新技術を駆使したハイブリッド車で総合優勝を争うLMP1-Hクラスの中嶋一貴選手(トヨタ5号車)、小林可夢偉選手(トヨタ6号車)、アンドレ・ロッテラー選手(アウディ7号車)がル・マン24時間レースを含めた今シーズンの戦況、そして今後のWECへの抱負を語りました。

 

2P2X7926「今年のル・マンは一貴が勝つと本当に思っていました。トヨタは勝ってもいいシチュエーションを完全に作っていましたね。このままの流れで10月になだれこんでくれたら、富士6時間耐久レースは面白いレースになると思います。
ル・マンは皆さんご存知の通りリエット(パテのような豚肉料理)が世界一美味しい所で、レースが終わった後お土産にリエットを買いに行ったら、そのお店のマダムが『一貴大丈夫?』と声をかけてくれたんです。この一言で、ル・マンはトヨタをウェルカムしてくれているんだと思いました。日本のメーカーがル・マンで勝つためには、市民権を得なければいけない。トヨタはその市民権をえ始めた、と肌で感じた今年のル・マンでした。」(寺田氏)

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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