こんな模型をワンオフ製作できるのか!
スバル乗りのひとならわかるかもしれません。これはスバル車に長年使われてきた水平対向4気筒エンジン・EJ20です。もちろん本物じゃあありません。3Dプリンターで作った実物の35%のサイズの模型です。
読者のなかにもこういう機械の模型が好きなひとは多いと思います。私も大好きです。エンジンやトランスミッションのカットモデルなんかだと、それだけで1杯いけちゃいそうなほど。LSDだったら2杯はいけます。
むかしは、こういう模型を作ろうと思うと、金属を使って機械加工で作るか、ちゃんと型をおこしてプラスチックで作るかという大変な作業になったと思うんですが、いまは3Dプリンターで作れちゃうんですね。もちろんけっこうなノウハウは必要だと思いますが、それでも昔よりはだいぶ簡単なんじゃないかな。
そして、このEJ20の模型、ちゃんと動くんです。ターンテーブルの上にのせられているので、いろいろな角度から見ることができます。
ここまで動くんだから、中のムービングパーツが動いているところも見たいなぁ、と思っていたら、ちゃんとベルトを外してヘッドカバーを開けてくれました。簡単に開くようになっているんですね。たいしたもんです。それどころかシリンダーヘッドまで開けて……。
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