住友ゴム工業は、同社の低燃費タイヤ・ダンロップ「LE MANS 4(ルマンフォー)」が「29th 日刊自動車新聞用品大賞2016」において「タイヤ・ホイール部門賞」を受賞したと発表しました。
「LE MANS 4」は、同社の独自技術であるサイレントコア(特殊吸音スポンジ)を搭載しており、優れた低燃費性能と耐摩耗性能、さらに静粛性能と乗り心地というタイヤに要求される4種類の性能をバランスさせた、快適で長持ちする低燃費タイヤであると、同社では強調しています。
さらに「LE MANS 4」には、2月より同社独自の新材料開発技術「4D NANO DESIGN」によって開発された「新シリカ用変性ポリマー」が採用されています。
この改良により全90サイズ中40サイズについて、ラベリング制度における転がり抵抗性能が「A」から「AA」に高まり、低燃費性能がさらに向上しています。
ラベリング制度とは、日本自動車タイヤ協会によるタイヤの転がり抵抗性能とウェットグリップ性能の両性能をグレーディングシステム(等級制度)に基づく表示を行い、情報提供する制度のことです。
「日刊自動車新聞用品大賞2016」は、同選定委員会が2015年7月から2016年6月の期間に注目を集めた各ジャンルのカー用品を対象に、販売数量だけにとらわれず「商品の技術開発力」「企画力」「アイデア」「ユニークさ」「パイオニア精神」を重視し、カー用品量販店へのヒアリングやアンケート調査の結果も反映して選定しています。
(山内 博・画像:住友ゴム工業)