通常、お金がかかる新車発表会は今までになかった新型車や、4年以上かけて開発してきたフルモデルチェンジの車両に対して行うのが通例です。しかも、自動車メーカーの社長が登場するのは「おー、力が入ったクルマなんだな」と勝手に邪推したりしています。それが利用料金が半端なさそうな高級ホテルなどだとなおさらです。
ところがマツダは今回、アクセラの「マイナーチェンジ」で小飼雅道社長が登場する新車発表会を行いました。場所は、高級ホテルではなく、自前のR&Dセンターではありますが。
小飼社長は、
マツダの新しい商品改良への取り組みを知っていただくために開催します。CX-5以降スカイアクティブと魂動(KODO)デザインのニューモデルを発表してきたが、ジェネレーション2の開発を進めている。そのあらゆる次世代技術の要素を前倒し採用しています。
新技術を迅速に採用し、商品価値を高めることで、販売台数、収益性を高め質の高いステージへと進みたい。
とスピーチ。第2世代の技術、デザインは進んでいるが、採用できるものはどんどん、マイナーチェンジのタイミングでも採用して進化させている。それによって買い替えの需要にも対応していくということです。